このインプレッションは2011年2月に書かれたものです
僕も今年から競技に復帰しようと思っている。明日北九州オープンの予選に出ることにした。こんな直前にクラブを換えるのは暴挙というのは、百も承知のマーク金井だが、そんな暴挙に出ても良いと思えるクラブに、ジャパンゴルフフェアーで巡り会った。
ロイヤルコレクションの新しいFWシリーズ NEW TRC のドライビングスプーンだ。この新しいシリーズシンプルな商品構成で、D/S(ドライビングスプーン)、3W、5W、でその下の番手は、FWとUTの間のようなUTでカバーしている。会場から無理矢理強奪しようとおもったのだけど、思いとどまり試合間に合うように手配したのはD/Sの13度。D/Sは11.5度、13度とラインナップされている。使い道はセカンドドライバー的に使いたい。FWからも打ちたい。なので13度をチョイス。
13度というロフトは、ヘッド体積が400cc以上の1Wでのフェイスの見え方と、このFW(224cc)の見え方で言えば。シャローなFWのが、格段にやさしそうに見えるし、構えやすく感じる。そして低いティアップで打ちやすい。低いティアップのがミスになりにくいので、セカンドドライバーとしては、シャローがいい。と僕は感じている
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長さ44inch/重さ323.3g/バランスD1/振動数273cpm/センターフレックス値4.18/フェイス角-1度ロフト角13度/ライ角58.5度/重心角18.5度 (ヘッド重量204g)
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早速純正シャフトのままコースに持って行った。純正シャフトは、手元しっかり目で先調子のシャフト。昔大ヒットしたブルーGっぽいテイストのシャフトだ。ボールをシャフトが浮かせてくれる。ノーマルシャフトとしてもクオリティが高い。あとは音と打感が非常に良い。
大型ヘッドのFWはチタンを使う場合が多いのだが、チタンのFWはどんなに上手く作っても、音と打感はステンレスになかなか勝てない。そして素材が高いので、価格が高くなってしまう。このNEW TRCは定価37800円と、お求めやすい価格設定となっている。特にロイコレは、”モノはいいけど高い”と言う路線とは違う低価格設定が嬉しい。
これで狭いホールのティショット240~250yを狙い撃ちできる。ロフトが多いが低スピンで、風が吹いても安心だ。とはいえこの純正シャフトは、シャフトがボールを浮かせる分風に弱くなりがち。もっと抑えていけるシャフトを入れたいのと、ライ角が58.5度と僕にはフラットなので、地面で打っても大丈夫なように、リシャフトしてライ角も調整することにした。
すでにリシャフトが出来上がっているのだが、データを取る前に、北九州オープンの予選会場まで宅配便で送ってしまった。えらんだシャフトは僕のお気に入りのUST-マミヤのATTAS T2 の6S、指定はシャフトを0.5インチ短くして、ヘッド重量を204から208gへアップ。フェイスの厚みとロフトの関係が絶妙なこのロイヤルコレクション、NEW TRC ドライビングスプーン。まだ一発も打ってないけど当日どうなるか楽しみだ